身長 伸ばす

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身長を伸ばす仕組み

身長を伸ばすことについて考える前に、身長が伸びる仕組みについて考えてみましょう。
身長は、背骨や足などの関節の近くにある骨端線(骨端軟骨)というものが増殖していくことによって伸びていきます。
古くなった骨を破骨細胞が溶かし、カルシウムとコラーゲンに分解し体の隅々まで送り出すのですが、この作業が終わると破骨細胞の代わりに、骨芽細胞が現れ、コラーゲンで鉄骨を作ります。出来上がった鉄骨に血液中から運ばれてきたカルシウムが付着し新しい骨となっていく・・・という作業が繰り返され、骨端線が増殖していき、骨が強く長くなっていくのです。また、ホルモンが身長の伸びに関係している、と言われるのは、細胞を活発化させ、身長が伸びる作業を早くさせるからです。

身長を伸ばすことと遺伝

身長を伸ばすことについてこだわっている方の中には、遺伝が関係あるのではないか、と考えている方も多いのではないでしょうか。
確かに全く同じ条件で育てば、両親の身長が高い人の方が身長は高くなる可能性が高いようです。
その理由は、遺伝によって、先述のように、ホルモンに対する骨端線の感受性が違ってくるからだと言われています。ホルモンに対する骨端線の感受性が高いほど身長が伸びやすくなります。
でも、遺伝の影響は20%ぐらいで、残りの80%は他の要因に左右される、とも言われています。実際、両親の身長が低いのに、子供の身長が高い、というケースはたくさんあります。
身長が伸びるというのは、成長ホルモンが分泌されるということで、小さい人でも成長ホルモンを注入すれば驚くほどの身長の伸びを発揮します。
遺伝の影響で骨端線の感受性が鈍くなるのならば、その分、自力で成長ホルモンの分泌を増やせばいいのです。成長期の時に身長を伸ばす(成長ホルモンを分泌させる)コツをつかめば、どんな人でもでも簡単に身長を伸ばすことができる可能性があります

身長を伸ばす栄養素

身長を伸ばすと言っても、肝心の骨(軟骨)の原料となるものが全くなければ身長を伸ばすことができません。
身長を伸ばすと言って思い浮かぶのは、カルシウム、という人も多いかもしれませんが、カルシウムを取れば身長が伸びるかというと、決してそういうわけではありません。
カルシウムも骨を形成する要素でとても大事なのですが、その前にコラーゲンで鉄骨を作る、という作業が必要となります。そうしてできあがった鉄骨に血液中から運ばれてきたカルシウムがくっついて骨になるわけです。
コラーゲンは、たんぱく質が体内で分解されてできたアミノ酸を原料にして作られるので、成長期にはたんぱく質を多めに取ることが必要となります。
さらに、たんぱく質は成長ホルモンも促すのでとても大事な栄養素です

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